今さら聞けない!?Apple Payの使い方・使えるお店を解説

日付:2019-06-19  カテゴリ:電子マネー

Apple Payって名前は聞いたことあるけど、まだ実際には使ったことがないという方も多いと思います。ただ、駅の自動改札やコンビニのレジでiPhoneをかざして、料金の支払いや定期として使っているシーンを見たことがある方は多いと思います。 iPhoneをSuicaや電子マネーの代わりに使っている訳ですが、その仕組みがApple Payです。

Apple Payとは

そもそもApple Payとは、iPhone7以降のApple製のデバイスで利用できる、クレジットカードやSuicaなどを登録して、デバイスをかざすだけで、駅の改札やコンビニでお使えるAppleの決済サービスのこと。簡単に言うと、iPhone版のおサイフケータイみたいなものです。

iPhoneの「Wallet」アプリでクレジットカードやSuicaの情報を入力するだけで、iPhoneでコンビニでお買い物したり、電車やバスに乗ることができるようになります。

Apple Payで使える電子マネーの種類

Apple Payで使える電子マネーは、Suica、iD、QUICPayの3種類。

Suicaは、クレジットカードとは別に登録する必要がありますが、iD、QUICPayはクレジットカードを登録すると自動的にどちらかに決まります。

Apple Payの設定の仕方

設定の仕方はとても簡単です。iPhoneとクレジットカードをお手元に用意するだけですぐにApple Payが使えるようになります。設定の仕方は大きく分けると、クレジットカードとSuicaの2通りあります。

・クレジットカードの場合

  • iPhoneの「Wallet」アプリを起動
  • カードを追加か「+」をタップ
  • 「クレジットカード/プリペイドカード」を選択
  • 自分のクレジットカード本体をカメラ撮影で読み込む
  • 認識されたカードの入力情報を確認
  • セキュリティーコードを入力
  • SMSでカードを認証

これで設定は完了です。すぐに使えるようになります。

・Suicaの場合

Suicaの場合は2通りの方法があります。

Suicaを持っている場合

  • iPhoneの「Wallet」アプリを起動
  • カードを追加か「+」をタップ
  • 「Suica」を選択
  • Suicaの裏面の ID番号下4桁を入力します。(記名式、定期券の場合は生年月日も必要)
  • iPhoneの先端をSuicaの上に置きます
  • Suicaの転送が終わったら、すぐに使えるようになります。

(Apple Payに追加した手持ちのSuicaは利用できなくなります)

Suicaを持っていない場合

  • 「Suica」アプリをダウンロード
  • 「Suica」アプリを起動して「Suicaを発行」をタップ
  • 「Suica発行画面」で発行するSuicaの種別を選択(Suica(無記名)を選択すると、会員登録を行わずにSuicaの発行ができます。)
  • (「SFチャージ」で、チャージ金額を設定して、事前にApple Payに登録しておいたクレジットカードで決済するとSuicaが発行されます。)
  • 会員登録をして、クレジットカードを登録する、しない、を選択します
  • 「金額を選ぶ」からチャージ(入金)金額を設定して、決済方法を選択します。
  • Apple PayにSuicaの追加が完了です。

Apple Payの使い方

・Apple Payの使える場所

交通機関、コンビニ、オンラインショッピング、対応しているアプリの中での支払いに使えます。

上記以外でも、コンタクトレスマーク、Apple Pay、Suica、iD、QUICPayのマークがあるお店ならどこでも使えます。

・クレジットカード利用の場合

レジでのお会計の際、iPhoneをかざすだけ。
Apple Payに登録されたクレジットカードは、iDかQUICPayの電子マネーに自動的にどちらかに決まっているので、それを覚えておきましょう。

お会計の際に店員さんに「iDでお願いします」か「QuicPayでお願いします」となります。 Touch ID、Face IDで認証して、iPhoneをレジのリーダーにかざすだけで決済完了。 支払いの方法を「Apple Payでお願いします」は間違いですので気を付けて。 「Wallet」アプリを開く必要もありません。

・Suica利用の場合

交通機関では、日本全国のICマークのある、電車・バスの交通機関で、リーダーにiPhoneをかざすだけ。 コンビニ、キオスクでの利用は、支払い方法を「Suicaで」と伝えるだけ。iPhoneをリーダーにかざして決済完了です。

iPhoneを無くしてしまったら?Apple Payのセキュリティは万全

Apple Payは独自の取引コードを利用するので、カード番号が、iPhone上にも、Appleのサーバ上にも保存されないのでカード番号の流失する心配がありません。

万が一、iPhone等が紛失・盗難にあってしまっても、、Face ID、Touch ID、パスコードによる認証が必要なため簡単には悪用されません。「iPhoneを探す」アプリやApple IDアカウントページでApple Payの利用を一時停止するか、完全に削除することもできるため、セキュリティーは万全です。

iPhone一台で安心・便利なキャッシュレス生活を

お財布から現金を数えて、出して、お釣りを受け取る。そんな時間や手間ともApple Payでもう解決ですね。お財布を落として、お金が無くなってしまう心配もなくなります。

iPhoneたった一台で、電車もバスも乗れる、コンビニやドラッグストアでお買い物、レストランでの外食もできる。安心・便利に使えるApple Pay。

これからはお財布を持たずにiPhoneだけ持って外出できちゃいますね。