信用情報機関KSCとは

日付:2019-07-22  カテゴリ:クレジットカードの基本

クレジットカードの申し込みをするときに、カード会社は申込者の信用情報を信用情報機関への照会をして、審査をします。 信用情報機関はCIC、JICC、KSCがあります。今回はKSCについて調べてみましょう。

KSCとは

KSCとは全国銀行個人信用情報センターといい、一般社団法人全国銀行協会が運営する信用情報機関になります。

名前の通り、銀行系の信用情報機関になります。 会員企業は、銀行、地方銀行、信用金庫、保証協会などで、会員数は1,174(2018年3月末時点)で構成されています。

CIC(シーアイシー)やJICC(日本信用情報機構)など他の情報機関と同様に、ローンやクレジットカード等に関する信用情報を登録し、会員である銀行などへ情報提供しています。

KSCはCRIN(Credit Information Network)と呼ばれる情報交流ネットワークで、CIC、JICCとの情報交流を行ってますので、KSCの信用情報はクレジットカードの審査にも関係してきます。

KSCに登録されてる信用情報と登録期間

  • 取引情報(カード、ローン等の契約内容と返済状況)…5年
  • 照会記録情報(会員企業がKSCを利用した日、申し込みの内容など)…6ヵ月(本人開示の対象は1年)
  • 不渡り情報(手形交換所の1回目不渡り、取引停止処分)…1回目不渡は6ヵ月、取引停止処分は5年
  • 官報情報(自己破産、民事再生開始決定など)…10年
  • 本人申告情報(本人確認資料の紛失・盗難など本人からの申告内容)…5年
  • 貸付自粛情報(本人自らの貸付自粛申告)…5年