日付:2019-07-30 カテゴリ:クレジットカードの基本
クレジットカードには、法人名義で作ることのできる法人カードがあります。 設立したばかりの法人や、個人事業主の方も作れるのか?といった疑問もある方もいるかもしれません。 今回は、法人カードの作り方やメリットについて説明していきます。
法人カードはビジネスカード、コーポレートカードとも呼ばれます。一般的には、
と名前が変わることが多いです。カード会社によって名前は違いますが、カードの機能としてはほぼ同じものです。
法人というと、言葉本来の意味としては、個人事業主やフリーランスは含まれませんが、法人格を持たない個人事業主・フリーランスの方でも法人カードは作ることができます。
法人カードは、会社への審査が厳しいものかと思われている方も多いかもしれませんが、実は代表者個人のみの審査で作れる法人カードも多いのです。 ですから、起業したばかりで会社を登記した直後や、個人事業を開始したばかりでも作れる法人カードも多いのです。
法人カードというと、必要書類として、会社の登記簿謄本(全部事項証明書)や決算書が必要と思われがちですが、必ずしも必要ではありません。 個人でクレジットカードを作るのと同様に、代表者の個人の審査だけで作れる法人カードも多数あります。
経営者だけでなく、登録すれば社員もカードを持つことができるため、個人と会社の支払いが混合することがなくなります。一元管理によって、無駄を無くすことができます。不正の防止にも繋がります。
数多くある支払いの引き落としのコントロールも容易になり、見通しの立った経営にも繋がるでしょう。
出張時の旅行保険やゴルフなど接待への優待サービスなど、ビジネスシーンで必要となってくる場面でお得なサービスを受けられるものが多いです。 また、個人での利用よりも大きな支払いが多いので、その分ポイントやマイルを多く貯めることができます。
会社を経営していくうえでの最も大きい悩みは資金繰りではないでしょうか。特に起業して間もない時は思わぬ出費が重なったり、思っていたほどの収入がなかったりと苦労が多いかと思います。
その時まずは銀行など金融機関からの融資が頭に浮かぶかと思います。しかしこの方法では、必要書類が多く面倒で、時間もかかります。
法人カードを持っていれば、支払いサイクルがカード利用から支払いまではたいてい1ヵ月以上はあるためにキャッシュフローの改善にも役に立ちます。
分割払いや、リボ払い、場合によってはキャッシングなどで対応することもできます。
会社を経営されている方や個人事業主の方で、まだ法人カードを持っていない方はいかがでしょうか?
「うちは小さい会社だからそんなもの,,,」と思っている方もお金の流れを1つにまとめるだけで経費削減効果や振込手数料の削減などにもつながります。 ポイントやマイルもたまり、保険・補償や優待サービスも受けられますので、法人カードをこの機会に作ってみるのもおすすめです。