日付:2019-08-07 カテゴリ:クレジットカードの基本
海外旅行は一昔前までは料金なども高く、なかなか簡単に行けるようなものではありませんでした。 今では、格安航空会社などの普及もあり、場所によっては国内旅行よりも安く行けてしまう身近な旅行の一つになりました。
そんな身近な海外旅行に行くときは必需品となっているクレジットカード。 今回は、海外旅行にクレジットカードを持っていくことのメリットについて、特に現金と比べた場合についてみていきましょう。
まず、海外での買い物、飲食ではクレジットカード払いが当たり前になっています。 日本ではキャッシュレス化がまだまだ進んでいませんが、特に欧米では、クレジットカードを中心としたキャッシュレス決済が広く浸透しています。
海外では現金払いよりクレジットカード払いが当たり前になっています。現地では多額の現金を持ち歩く人は少数です。 日本と違いクレジットカード決済できる自動販売機が設置されていたり、クレジットカード払いオンリーの飲食店もあります。
海外のホテルではチェックインの際に、デポジットのためクレジットカードの提示を求められることが多いです。 デポジットは一時的な預り金、保証金の意味で請求されます。宿泊料金以外のサービスの支払いを保証するためのものです。
クレジットカードがない場合は、現金を一時的に預ける必要があります。
ホテルの有料サービスを利用すると、クレジットカードに請求がされることになります。 もちろん、有料サービスを利用しなければデポジットは返還されます。
また、同じような意味合いで、海外でレンタカーを借りる際もクレジットカードの提示が必要です。 クレジットカードが無いと車が借りられません。レンタカーでの旅行の計画を立てても、クレジットカードが無いと、台無しになってしまいます。
また、海外では、日本ほどの治安が良いところは少なく、観光客を狙ったスリや盗難などの犯罪もあります。多額の現金を持ち歩くのは、紛失や盗難などのリスクも発生してしまいます。
クレジットカードであれば、そういったリスクは無くすことができます。 紛失や盗難の際、カードを停止できますし、万一、被害が発生しても補償を受けることができます。
クレジットカードならドルやユーロなどの現地通貨に日本円を交換する手間がいりません。 多くの人は銀行や空港で外貨の両替を行うと思いますが、手数料もかなり割高でかかってしまいます。
例えば、出発前には、日本円→ドル、帰国時にはドル→日本円などと往復2回分の手数料と手間がかかってきます。 さらに、マイナーな通貨だと手数料もかなり割高になってきます。
クレジットカードの場合ですと、両替の手間は全くいりません。 もちろん、クレジットカードでも1~2%程度の外貨取扱手数料(為替手数料などとも呼ぶ)がかかりますが、現金での両替手数料と比べると安くなる場合が多いです。
万一、海外旅行先で現地通貨が無くなってしまった場合でも、クレジットカードであれば、現地のATMでドルやユーロなどの外貨をそのまま引き出すことができます。
VISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランドのマークやVISAならPLUS(プラス)、MasterCard、JCBならcirrus(シーラス)の付いたATMで利用可能なので、金融機関、空港・駅、繁華街などで利用できる場所は多くなってます。
ATM手数料、キャッシング手数料はかかりますが、すぐに返済すれば、銀行や空港での両替よりも手数料面でもお得な場合も多いです。
今回は、クレジットカードを海外に持っていくメリットについて説明してきました。
特に、現金とクレジットカードに焦点をあてて、そのメリットをあげてみました。海外出張や海外旅行など、海外へ行くときにはクレジットカードは最低一枚は必ず持っていくようにした方が良いですね。