日付:2019-06-26 カテゴリ:ポイント・マイル
ANAマイルとは、全日本空輸が提供するマイレージサービスであり、基本的なシステムはポイントサービスと同じです。貯まったANAマイルは様々な用途に使用できるため、コツコツとマイルを貯めることで旅行や日常生活に役立てることができます。 では、具体的にANAマイルをどうやって貯めて、どのように使用すれば良いのでしょうか。
マイルとは本来距離を示す単語のため、最も基本的な貯め方はフライトの移動距離による方法です。ただし、単純に距離を稼ぐほどマイルが貯まりやすいわけではなく、区間基本マイルに積算率と呼ばれる値をかけてマイル数が決定します。
積算率とは簡単に言うと運賃によって増減する数値であり、運賃が高いほどマイルも蓄積しやすくなります。つまり、格安航空券やツアー旅行ではマイルは貯まりにくく、ビジネスクラスやファーストクラスを選べばマイルは貯まりやすくなるのです。
一見面倒な計算式に思えるかもしれませんが、公式サイトから情報を入力することで獲得マイルを計算できるため、いくら貯まるのか気になる方は試してみると良いでしょう。
しかし、そう頻繁に飛行機に搭乗しない方も多くいますよね。そうした方は、ショッピングからマイルを貯める方法が効率的です。クレジット機能付きのANAカードで買い物をすることで、ANAカードの還元率に応じたマイルが貯まっていきます。
ショッピング利用によるマイルのほか、ANAカードには、入会・継続時のボーナスマイルや、搭乗時の10%から最大50%までの搭乗ボーナススマイルがもらえるといった特典があります。
フライト時のボーナスでも、毎日の買い物だけでも、ANAカードを利用すればでマイルが貯まっていくため、積極的に活用したいところです。また、ANAカードは学生向けからプラチナカードに至るまで、たくさんの種類が発行されています。
年会費無料のANAJCBゼロカードやANA学生カード、高還元率のANAゴールドカードなどご自分の目的に合った適切なANAカードを選ぶようにしましょう。
ANAマイルの代表的な使い道は、やはり特典航空券への交換でしょう。国内線の場合は片道5,000マイルから、国際線の場合は往路12,000マイルから対応しています。
注意したいのはマイルの価値で、交換する航空券ごとにそれぞれ1マイルの価値が変動します。国内線の場合は1マイル2円相当に変換できることもあれば、国際線のファーストクラスでは1マイル10円以上に相当することもあります。より1マイルの価値を高めた方が当然コストパフォーマンスは高まるので、お得に利用したい方はその点も含めて旅行計画を立てましょう。
一方で、提携ポイントサービスやクーポンに交換することもできます。どうしても有効期限内に使い切れなかったり、旅行する時間が取れなかったりする場合には選びやすい交換先でしょう。
提携先は多岐にわたり、スターバックスカードから楽天スーパーポイント、Tポイントなど普段遣いしやすいポイントサービスが揃っています。また、これらポイントサービスへは1マイル=1円で交換できるため、貯めたマイルを無駄にすることもありません。
他にも、ANA SKYコインと呼ばれる独自ポイントにも交換可能です。ANA SKYコインで航空券を購入してマイルを貯め直すことも可能なので、有効期限が差し迫った状態では有効な手段でしょう。
ANAマイルはフライトで貯める機会がなくても、ANAカードで支払いを続けていればいつの貯めることもできます。そのため、ANAマイレージカードを発行する際にはなるべくクレジット機能付きのANAカードを選ぶと良いでしょう。また、使い道も豊富に用意されているため、定期的に有効期限を確認して無駄なく使えるようチェックしておきましょう。